口臭を気にするというような人の中には、舌の上にある舌苔(ぜったい)というものを異常なほど気にするというような人がいるということです。確かに、過剰に溜まった舌苔は、それが口臭の原因となってしまいますが、まったく舌苔がないというような状態は、それもまた異常なのです。
最近では、彼の舌苔が自分に移ってしまうかもしれないからなんて言って、彼とキスが出来ないというような女性がいるということなのですが、しかし彼の口の中にあるような舌苔の中の細菌が自分の口の中に、もし仮に入ってきてしまったとしても、どっちにしても彼の口にいるような細菌と、ほとんど同じような細菌であったり、カビ菌というのが成人している人ならば、そのほとんどの人の口の中にも、たくさんいますので、同じ細菌が口に入ってきたとしても、それは移ったとはいいません。
このように、どんな人の口の中にもほとんど常に存在しているような細菌というのを、口腔内常在細菌叢(こうくうないじょうざいさいきんそう)と呼びます。
この口腔内常在細菌叢(こうくうないじょうざいさいきんそう)というものは、もちろんですが病的なものではないのです。
しかし、この正常な口腔内常在細菌叢(こうくうないじょうざいさいきんそう)が何かしらの変化によって、もしくは口の中のなにかしらの病気によって起きた炎症などのせいで、口の中の唾液というものが通常では中性状態なのですが、中性ではなくなり、酸性状態であったり、アルカリ性という状態になると、それによって口臭が発生してしまいます。
スポンサードリンク